クラミジア感染により起こる肺炎でトラコーマクラミジアによる肺炎、肺炎クラミジアによる肺炎、オウム等から感染するオウム病クラミジアの3種類があります。高熱が出ていないのに咳がずっと続いている時は、もしかしたらクラミジア肺炎かもしれません…

クラミジア肺炎に気を付けよう

猫から感染するクラミジアがある?

猫にもクラミジアは存在します。猫クラミジアと呼ばれる細菌の一種によって引き起こされる感染症、これを猫クラミジア感染症と言います。猫クラミジアは、病み上がりの猫の体内に潜伏しており、胃や生殖器から分離されることが確認されています。感染経路は、感染した猫との接触が一番多く、猫をたくさん飼っている場合、一匹、感染した猫がいると、食器などを一緒にすることで、口や鼻、眼から侵入し、他のすべての猫に感染する恐れがあります。また、垂直感染と呼ばれる、母猫が感染し、子猫にも感染してしまうケースもあります。その場合は肺炎を併発し、最悪のケースでは生後数日で亡くなる場合もあります。猫クラミジア感染症に猫が感染すると、潜伏期間数日を経て、最初は眼の炎症から始まり、ウイルス性の結膜炎、鼻水、くしゃみ、咳、気管支炎といった症状を引き起こします。こういった感染症にかかりやすいのは、まだ体力に乏しい生後2カ月から半年の子猫です。

この感染症は、人獣共通感染の1つとして、猫から人への感染もわずかながら確認されている感染症の一種です。人間が感染した場合、潜伏期間数日後に、眼の結膜炎の症状が出てきます。感染経路としては、感染した猫の眼ヤニや鼻水、唾液に接触することで感染し、症状を引き起こします。人間が猫クラミジア感染症にならないようにするためには、感染した猫に極力近づかないこと、世話をする時は手洗いを徹底することが求められます。また、感染した猫を動物病院に連れて行き、早急に治療をしてあげることも効果的です。猫クラミジア感染症になった猫の症状はとてもわかりやすいので、少しでも感染したのではないかと思った時には動物病院での診断をおすすめします。