クラミジア感染により起こる肺炎でトラコーマクラミジアによる肺炎、肺炎クラミジアによる肺炎、オウム等から感染するオウム病クラミジアの3種類があります。高熱が出ていないのに咳がずっと続いている時は、もしかしたらクラミジア肺炎かもしれません…

クラミジア肺炎に気を付けよう

クラミジア感染力の高さと教育不足から生じた社会問題

クラミジアの感染性の高さは脅威となりつつあります。淋病と梅毒が中心的な性感染症であり、その感染性の高さがから猛威を振るっていた時代は終わり、現代においては性器クラミジア感染症が中心舞台に立つようになっています。日本においては最も患者数が多い性病であるとされており、若年化が進行していることもあって今後も患者数の増加が懸念されています。もともと梅毒や淋病は風俗業界でしか広まっていないものであるという認識を受けてしまっていたため、そういった業界に足を踏み入れない人には性病は関係のないものであるという考えがありました。しかし、患者が100万人を越えるといわれている性器クラミジア感染症はもはやその業界内にとどまっていないということを如実に示しています。その感染拡大を防いでいくということは社会的にも大きな課題であり、国や地方自治体レベルでの拡大防止の取り組みが行われるようになってきました。若年層に対する性病教育の推進がその一つであり、性病の種類や感染経路、感染性の高さなどについて周知を求める状況を生み出してきています。一方、保健所において無料検査が実施されるようになってきたのも大きな取り組みの一つです。性病検査が容易になってきたことを受けて、医療機関で行われてきた性病検査を保健所においても行えるようになってきました。より多くの人に性病に対する認識を持ってもらうとともに、性病の原因病原体のキャリアであるかどうかということを認識して欲しいという考えのもとに、無料での実施が基本となっています。行える検査の項目数も実施日も限られているものの、無料であることから若年層でも受けやすいというのがメリットであり、保健所で検査を受ける人も多くなってきています。